創業38年! かけつぎ(かけはぎ)の技
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*お持込みのご依頼もOKです。 |
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(かけつぎとかけはぎは、同じ意味です。) |
かけつぎ、かけはぎとは、衣類(スーツ、礼服、ニット、コートなど)の虫食いひっかけ傷などを共布、共糸を使って修復、修繕する技法です。 当店では、差し込み法という技法を主体に、織り込み法、糸かけ法を素材や傷の大きさによって使い分けます。この様な技法は、地方によって呼び名が違っているようです。 当店で主体になっている差し込み法とは、右の写真の様に、共布を傷の上にあて縦横の糸を解き、素材の織りに合わせて織り込んでいきます。 織り込み法とは、織りの粗い物や、傷の小さい物などに使う技法です。この技法では、共糸を使い縦横に糸を一本ずつ織り込んでいきます。この技法での修理は限られるので、差し込み法よりは、使われません。 糸かけ法とは、主にセーターなどのニット製品の修理に使います。穴や、傷周辺の目を拾う様に、織り込んで穴をふさいでいきます。 これらの技法を駆使してお直しいたしますが、どうしても修復跡の目立ってしまう物もございます。ですが、出来る限りの努力はいたします。 |
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衣類といってもたくさんの種類があります。そして、その中にもさまざまな織りがあり、これらすべてに対応する技が必要です。 かけつぎ、かけはぎの技術には、基本はありますが、基本ですべての衣類に対応する事は不可能ですので、かけつぎ、かけはぎの技術は、たくさんの衣類をお直ししていくうちに最善の方法や、新しいやり方などを発見して対応します。 そう言った事からお店によってやり方は違っているため、かけつぎ(かけはぎ)の技術は昔から門外不出となっていますし、使う道具も違っているようで当店では独自に作る道具が何種類かございます。 この様なことから、かけつぎ(かけはぎ)の技術は完全に習得するまでに、10年はかかると言われています。 秘密の多い技術ですのでかけつぎ料金にもかなりの差があり、地方(田舎)のほうが比較的、お安くなっているようです。 また、かけつぎ(かけはぎ)修理を終え、納品させていただいた後に、お礼や感謝といったお客様の声は大変うれしく、さらにきれいにお直しするために技術を磨く励みになります。 |
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衣類の保管にはご注意ください! |
左の写真の様に、衣類にビニールのカバーをしたままで保管しますと、虫食い等で衣類を傷める可能性が高いです。 特にクリーニングから帰ってくるときに、ビニールカバーがされていると思いますが、必ずはずしてから保管して下さい。 また、衣類を重ね合わせての保管も虫食いにあいやすいので、なるべくおやめ下さい。 |
TEL(0776)36-2231 お問い合わせ | |
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